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[R18][SakaUra] マッサージはえっちの導入じゃありません!!

Author: しおん

Link: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17956631

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「あれぇお客さん、もしかして肩凝ってます〜?」


リハが終わったあと、何となくお泊まりしようって話になって。
コンビニで食料諸々買い込んだあと俺の家に二人で一緒にタクシーで帰って来た。
「ただいま」「おかえり」を言い合ってちょっとホクホクした気分になったあとは、疲れも溜まっていたので代わりばんこで早急にシャワーを浴びて。
調達した食料たちを粗方片付けて、某動画配信サービスで気になった映画をテレビで流しながらソファーでぐうたらしてる時に言われたのが、この台詞。

「ふは、なに急に〜」

「もしかして無意識?うらさんさっきから結構頻繁に肩揉んでるよ」

「え、マジ?」

言われてみれば、と最近の自分の生活を思い起こす。
夏ツアーに加えて自身のワンマンライブのリハーサルも重なって連日体に負担の多い日々を送っていた。それに並行して歌みたの確認などでパソコンに目を遣ることも多く、眼精疲労も溜まりに溜まっている。
一旦意識し始めると肩どころか頭から足先にかけて全体的に体が重く感じてしまって、知らずのうちに小さくため息をついた。

「...確かに、ちょっと凝ってるかも。最近ハードだったから」

「今大変やもんねぇ、お疲れさま。」

「ん、ありがと」

さすさすと背中を優しく撫でられて、じんわりと心が暖かくなった。それだけでちょっと疲労が飛んだ気がするのだから本当にコイツの力は偉大だな、なんて絶対に口には出さないことを思ったりして。

「せや、マッサージしてあげるわ。」

こちらを向いて「良いことを思いついた!」と言わんばかりの表情をした坂田に思わず瞠目する。

...珍しいこともあるもんだな。

率直にそう思ってしまうくらいには、坂田からの提案は今まであまり無かったことで。
恋人の、否そもそも他人の体を労ることなど滅多にしないだろうに。一体どんな風の吹き回しだ、なんて失礼なことを考えながらも、坂田が俺のために何かをしてくれようとしていることに感動と嬉しさを覚えた。
折角乗り気になってくれてるんだから甘えておくか。そう思って自分からソファーにうつ伏せになって寝転んだ。

「じゃ、坂田先生お願いしまーす。」

「任せとき〜!うらさんのありとあらゆる凝りを解してみせよう」

「さすが兵庫一のマッサージ神〜」

「おうおうハードル上げてくんなや」

腰の上に跨ってきた坂田の体温と重みを感じて一瞬ドキッとしてしまう。
冷静に考えたら、マッサージってすごい体勢だよなぁ...
変な考えを払い除けるために、頭を横に向けて対して面白くもない映画が流れているテレビに目を遣った。
肩に熱い手のひらが乗せられて、それだけで体が跳ねそうになって慌てて息を吐く。
やがて狙いを定めた坂田の指がぐっ、と俺の肩を押した。

「ぅわっ!!」

「えっなに!?痛い!?」

「いや...ちょっとビックリしただけ...」

「もー、脅かさんといて〜」

ぐっ、ぐっ、と坂田の指が力強く肩を指圧する。
ううむ、なかなか程よい力加減。
最初は衝撃に驚いてしまったけど、慣れてくればなんてことは無い。
むしろ等間隔で訪れる心地の良い圧迫感に全身の力が抜けていくのが分かる。

「んふ、力加減はどうですかぁ〜?」

「...きもちい〜...なかなかうまいじゃん...」

「せやろせやろ〜?ここもやったげる」

肩口を指圧していた坂田の手の平が、するすると下に降りていく。
背中の真ん中あたりで止まったそれは、またぐっ、ぐっ、と先程と同じように圧迫を始めた。

「ん゛っ...うっ、ふっ、ンッ...」

肩と違って背中を圧迫されると、一緒に肺も圧迫されるので押される度に苦しげな息が漏れてしまうのは仕方の無いことだろう。
息を吐く度に感じる圧迫感に知らずに眉間が寄った。

ぐっ、ぐっ。

「ん、ふぅ、う゛...」

坂田のしっかりとした指が、的確に凝り固まったところを刺激してきて絶妙に気持ちが良い。
いつの間にか坂田の手はどんどん下に下がってきて、背中の下部を指圧している。
それに比例して最初は背中に跨っていた状態だったのが、今は俺のお尻の上に乗っかる状態に変わっていった。

「ぅあ゛...ん...きもちぃー...」

こいつ、普通に上手いなぁ。マッサージ師なれるんじゃないの。
視線の先の退屈な映画に加えて身体に感じる坂田の体温と指圧の気持ちよさで段々と意識が薄らぎ始めた。
体がポカポカして何とも心地が良い。

脳を蝕み始めた睡魔に、連日の疲れもあるせいで最早抗う気も起きない。
すまん坂田、後は頼んだ...なんて朧気な意識の中で思いながら、瞼をゆるゆると閉じかけて...


「ぅひゃぁっ!?!?!?!?...ぁっ、バカ、腰掴むな!!!!」

「あっ...ごめ...」

急な腰への強い刺激に、先程までの睡魔が一気に霧散した。
敏感な腰周りを両手で掴まれているのだとワンテンポ遅れて理解して、慌てて体を捩って片手で坂田の手首を掴む。
しかし坂田は手を離す気配を見せず、そのまま脇腹辺りを揉み始めた。

「ぅ、ひっ!!んはは、やめ、ふぅっ、」

「......」

擽ったさと快楽が入り交じって、口の端からだらしの無い声が漏れ出る。
ばたばた足を暴れさせてみても、俺にのしかかった坂田の体はびくともしない。くそ、重いなこいつ!俺は為す術も無くただただ与えられる刺激に耐えるのみだった。

「いひ、ひ、やめて、ン!もぉとめてっ...ぅあぁ〜!」

この体勢だと坂田がどんな顔をしているのか見えなくて、ちょっと不安になる。
いたずらっ子みたいな顔をしてるのかな、それとも......

そこまで考えたところで、お尻に何か違和感を感じて動きを止める。
...固くて熱い何かが...当たって...

「ひ、おま、なんで勃って......ぅあ!」

「ここも、凝ってる...?」

体を倒して覆い被さってきた坂田が、両手で俺の乳頭を摘んだので小さな悲鳴が漏れた。
くりくりと指先で桃色のソレを弄ばれて、鈍い快感が背筋を駆け巡る。

「ぅ、ばかぁ、そんなとこ凝るわけ...」

「でもぷっくりして腫れてきてる...解してあげるね、」

「ぃい、いらなぃ...んぅぅ...!」

俺の言葉なんてお構い無しに、好き勝手に乳首を捏ねる坂田。
時折かりかり指先で優しく引っかかれたり、胸の肉を寄せるように揉みしだく熱い手のひらに腰のビクビクが止まらない。
近くに放ってあったリモコンを片手間に手繰り寄せた坂田は、画面も見ずにテレビの電源を落とした。それから俺にぴったり体をくっ付けながら耳元で熱い吐息を洩らして、あろう事かお尻に膨らんだ自身を擦り付け始めたのだ。

「ぅう、やめ...ンッ、」

坂田は腰を怠慢な動きでグラインドさせながら俺の首筋に吸い付いた。
その間も乳首への刺激は忘れずに続けていて、全身に坂田の熱を感じてこっちまで気持ちが昂ってきてしまう。
馬鹿、どこで興奮してんだよ。さっきそんな雰囲気だった?大体お前も疲れてるだろ、そんな元気どっから出てくるんだよ。
脳内の疑問は止まないが、己の身体が熱を持ち始めていることは確かで。

「...んふ、うらさんも、興奮してきちゃったね」

俺の下半身とソファーの間に片手を差し込んだ坂田が、嬉しそうに小さく笑い声を漏らした。
さわ、と股間を撫でられて大きく身体が跳ねる。

「ぅ、おまえのせい...!」

「ふ、俺のマッサージ、気持ちええやろ?」

折角だから、スペシャルコースでやってあげる。

怪しく笑ってそう囁いた坂田は、俺の体を背後から抱き起こして服を性急に剥ぎ取り始めた。
あまりにも素早い手つきに呆然としている内にあっという間に下着1枚にさせられてしまって、慌てて身体を隠そうとしたのに腕を回されてうまく身動きが取れない。
最後の砦である下着も終には抜き取られてしまって、一糸まとわぬ姿になってしまう。

「ぅ......」

股の間へ熱視線を感じて羞恥で足を閉じようとしたが、背後から回った坂田の足が俺の足に固定するように絡みついてきたので俺は為す術なく豪快に股を開く体勢になってしまった。
する、と俺の腹軽くを撫でた後、その指先を迷いなく俺の性器に絡めた。

「ぁあ...!!ぅ、んん...ふ、」

「んふ、溜まってるのぜーんぶ出してすっきりしよ?」

バカ、変態! そう罵ってやりたいが、しこしこと上下に動く坂田の手から与えられる決定的な快楽が俺の脳を溶かしていく。
反射的に足を閉じようとして坂田の足に防がれるたび、「逃げられない」、そんな思いに駆られて、完全に坂田に支配されている気がしてゾクゾクとえもいえぬ快感が背中をよじ登った。

「ぁう...!!ぅ、どうじ、やめてぇ、」

「ココ、どんどんぷっくりして来てるで。もっと解さんとなぁ。」

熱い手のひらでグチグチと性器を弄びながら、反対の手で乳首を摘んで優しく捏ねられる。
はむ、と耳を甘噛みされて、全身で坂田の熱を許諾する。

「ぁ、はぁ、さかた、くる、きちゃうぅ......!!!」

「ん、いっぱい出そな♡♡」

「はぅ、う、うぁぁ...ぁ...!♡♡」

容赦なく襲いかかってくる快楽にぐんぐんと昇り詰めていく。
ぐり、と亀頭を圧迫されるのと同時にきゅ、と乳首を強めに摘まれて、俺は坂田の腕の中であっという間に絶頂を迎えた。

「ぅ゛〜〜......っっっっ!!!」

ぴゅ、ぴゅ、と飛び出る白濁がぼんやりとした視界の端に写る。
坂田は俺がイッた後もしばらく搾り取るみたいに性器をちゅこちゅこと弄るので、止まらない快感に腰がビクビクと痙攣した。

「かわえ、」

背後から回ってきた手に顎を掬われて、強制的に後ろを向かせられる。
性急に重なった唇に、とろんと思考がとろけた。

...ぁ、キス、久しぶりかも。気持ちいい。

くちゅ、くちゅ。
テレビの雑音が消えて静かになった部屋に舌の絡み合う卑猥な水音が響く。
無理やり後ろに首を捻っている体勢だからちょっとしんどいけど、そんなこと気にならないくらいに幸せな気分で溢れていく。

数分ほど存分に口内を味わってから、ゆっくり唇を離した坂田。唾液の糸がつー、と伸びているのが気恥ずかしくて反射的に目を伏せた。

「んふ、目とろんってしとる。......ちょっと待っててな」

微笑みながら親指で俺の目元を優しくなぞった坂田は、俺の背中をソファーの背もたれに優しく預けさせると足早に自分のリュックが置かれたところへ歩いて行った。
...何してるんだろう。ぽけぽけした思考の中でぼんやりと坂田の挙動を見つめる。
ごそごそとしばらくリュックを漁っていた坂田は、目当てのものを見つけたのかひょいっと手を抜いた。その手に握られた小さめのボトルに、思わずぎょっと目を見張る。

「お、お前いつもローション持ち歩いてんの...!?」

「なっ...ちゃうわ!!...その、今日スるかなって...思って......さっきドラストで買ってん、」

「っ...バカ」

コンビニで買い物してるときに急に「俺隣のドラストで買いたいものあるからうらさんちょっと待ってて!」なんて早口で告げられたときは特に気にしてもいなかったけど、そういうことかよ...!

「...マッサージっていうのも、この為の口実?」

「えっ!?いやいやいや、ちゃうで!?それは本当にうらさんを癒してあげたくて、純粋に!提案したことやから!!」

あわあわと両手を顔の前で振る坂田に訝しげな視線を送る。

「...ほんま、純粋な気持ちやったけど......うらさんがえっちな声出すから...」

うらさんが悪いもん、みたいな顔でこちらににじり寄ってきた坂田に反射で後ずさりしてしまう。
ボトルの封を開けながら隣に座り込んだ坂田は、にこやかな笑顔で俺の体に腕を回した。

「折角やし、さ。...ローション使ったマッサージってのも良くない?♡」

「ん......ふ...」

「...どぉ?気持ち良い?」

「マッサージは良いけど...ヌメヌメしてて気持ち悪い...」

フローリングに適当な大きめのバスタオルをひいて、その上にうつ伏せにさせられた状態でまたマッサージを受ける。
ぐっ、ぐっ、と背中を押されてまた声が漏れる。
...先程と違うのは俺の全身がローションでヌメヌメにされているということ。

「ん゛っ...ふぅ...」

「...やからその声がエロいんやって」

「ぅ、仕方ないじゃん!押されると声出ちゃ、う、ふぅ...!」

ぬるついた坂田の手のひらが俺の上半身を好き勝手に滑り回る。
時折ぬち、ぬち、と音を立てるので恥ずかしくて、でもどんどんえっちな気分にされていってしまう。多分、いや絶対俺、今顔赤い。

すると、背中を押していた坂田の手がゆっくり下へ降りていった。
剥き出しの臀部をさわ、と撫でられて喉から「ひぃっ」と情けない悲鳴が漏れる。
そのままぬめぬめの手の平でお尻をぐにぐにと揉みしだかれて、体が震え始めた。

「は〜むちむちしてて気持ちえ〜...うらさんのお尻可愛い...」

「うぅ、変態ぃぃ...」

他人にこんな風にお尻を揉まれることなんて後にも先にも絶対に無い。否、あって欲しくない。
いくら相手が坂田でも逃げ出したいくらいの羞恥心で頭から火を吹きそうだった。

そのまましばらく俺のお尻を堪能した坂田は、あろう事か両手の親指を割れ目に差し込んで、ぐにん、と割れ目を割り開かせるように広げ始めた。
空気が穴に入り込んでくる感覚にゾワゾワと背筋が震えて、悲鳴を抑えられない。

「ひっ!!ばかぁ、広げんなぁっ!」

「んふふ、うらさんの可愛いおしりの穴、丸見えやで...♡ほら、くぱー...♡」

「あぅっ、いやぁ...!♡」

両手を動かして穴を開いたり閉じたりさせて遊んでいる坂田に殺意が湧きそうになる。
人の尻で遊ぶなぁ...!!!
そう言ってやろうとした言葉は、ぬぷ...と細長いものがナカにゆっくり入り込んできたせいで声にならずに消えてしまった。

「ンッ...!♡う、いやぁ...」

「あは、入っちゃった...うーん、どこかな〜」

坂田の中指がイイところを探すみたいにナカを自由に動き回る。
いつもより多いローションのせいで少し坂田が手を揺らすだけで大きな水音が響いてしまって、恥ずかしさに目尻に涙を溜めながらもうすぐ訪れるであろうあの快楽に耐えるべく唇を噛み締めた。

「...うあっ!!!♡♡」

「...ん、見つけた」

あっけなく探り当てられてしまった俺の気持ち良いトコロ。
少し膨らんだソコに狙いを定めた坂田は、新たにもう1本指を侵入させて2本の指で優しく責め立てた。

「ンン...!!♡ぅ、あぅ...ん...!♡」

「うらさん力抜いて...ほら、気持ちええね、♡」

グチグチ、俺の体内を掻き回す音が耳に入り込んでくる。
敏感なそこを擦ったり強めに押されたりしている内に絶頂の波が押し寄せてきて、だんだん体の震えが止まらなくなってきた。
それに目敏く気付いた坂田は、ラストスパートを掛けるようにいっそう激しく指を動かして俺を絶頂させようと責め立てるので、引き攣った声が喉から零れる。
むり、ガクガク止まらない。

「あぁあ゛...!!!!はげひ...ぅっ、いく、いくいくイッちゃううう...!!!♡♡」

「うん、イッて♡俺の指でイッて♡」

「ぁ、あ......ん゛ん〜っっっっ!!!!♡♡♡」

ビクン、と大きく体が跳ねて、全身に力が入る。
じゅわ、と股周りのタオルが濡れていく感覚に「イッちゃった...」とぼんやりしながら荒く息を吐いた。

でも坂田は少しの休息も許してくれないみたいで。
ごそごそ、衣擦れの音がしたと思ったら、ぴと、と熱いモノが後孔に充てがわれて、体がカチンと固まった。
ガチガチに硬くなったそれに、坂田の興奮度をありありと感じる。

「ちょ、ちょっと待って...たんま...」

「...でもうらさんのここ、挿れて欲しそうにヒクヒクしてる...」

キスするみたいにちゅ、ちゅ、と入口を亀頭で突つかれる。
うつ伏せの状態だから坂田の動きが見えなくて、いつ入ってくるか予測が出来ない。
煩いくらいに逸る心臓の鼓動を感じながら穴に触れる剛直にドキドキしていたら、ぬぷん、と先っぽが入り込んできて大袈裟に肩が揺れた。

「ぁう...!!♡」

「はぁ...ん、」

先っぽを少し入れた状態のまま体を倒してきた坂田。
背中に坂田の湿った皮膚の体温を感じて、こいつも服を脱いでいたことを初めて知った。
俺の首筋にキスを落としながら耳元で熱い吐息を漏らす坂田に、興奮してくれているのだということを思い知って体がじわりと熱くなる。

1番大きなカリが入ってしまえばあとはもう簡単で。ぬちぬちと肉壁を分けてあっという間に侵入してきた太い坂田のモノ。

背後から覆いかぶさられて抱え込まれるみたいに頭に腕を回されてナカに坂田の剛直を埋め込まれて。坂田に完全にマウントを取られているこの状態に意味が分からないくらい興奮してしまう自分がいた。

「ふぅっ...ナカあっつ...気持ちええ...」

「んぅ、耳元やめて...っ♡」

ぱちゅ、ぱちゅ、坂田がゆっくり腰を揺すり始める。
ずろろ...と出たり入ったりする肉棒にナカの壁が擦られて、「今セックスしてる」っていう実感がありありと感じられた。

普段は正常位ですることが多いため、この体勢でしたことはあまり無かったのだが。

(これ、坂田のが敏感なとこによく当たってヤバいぃ...!!♡♡)

坂田が腰をひと突きする度に先っぽがしこりを抉るのでもうたまらない。
寝バックって、こんなに気持ち良いんだ。

「うらさ、はぁ、かわいい...」

「んぁ゛っ!♡あっ、ンッ、んんッ!♡♡」

徐々に徐々に余裕を無くすように早くなっていくピストン。
部屋中に響き渡る皮膚のぶつかり合う音と粘膜の擦れる水音で、感覚からも聴覚からも犯されている気分になる。
ぱんぱん、ばちゅんばちゅん、卑猥な音と耳元で小さく喘ぐ坂田の声が入り交じって興奮はもうピークだった。

「ふぅ、うらさん気持ちええね...♡もっと奥入らせてや...♡」

暴力的な快楽を受け止めてびくびく痙攣する俺の身体を抱き込んで、坂田は一心不乱に腰を奥へ打ち付け続けた。

「ひっ、おくだめぇっ゛!♡♡うぅ゛〜っ!おなか裂けちゃうぅぅ〜っ!♡」

「裂けへん裂けへん♡...気持ちええとこも突いてあげるねっ♡」

「んぁぁ゛っっっ!!♡らめらめバカんなるぅぅ〜!!♡」

「なってや♡バカんなったうらさん見せてっ♡」

そこから一気に激しくなったピストンに、濁点の付いただらしの無い喘ぎが口の端からとめどなく零れていく。
敏感なしこりを抉りながら奥をぐりぐりと突かれてあまりの快感に足がピンと伸びた。
坂田が体を起こした隙に少しでも快楽を逃がそうと上へ這って逃げようとしたけど、すぐに坂田に腰を鷲掴みにされて元の場所へ引き戻される。
がつがつと動物の交尾みたいに激しく貪られて、もう限界はすぐそこまで来ていた。

「ぁう゛〜っ!!!♡♡いぐ...!♡むりむり゛もうイっちゃうぅ゛〜!♡♡」

「ふぅっ...俺もいきそ......うらさ、こっち見て、」

なけなしの力を振り絞って後ろを振り向くと、すぐさま重ねられた唇。垂れ流しだった喘ぎ声が坂田の口の中でくぐもって溶けていく。
舌を絡ませたままごちゅん!と強くナカを穿たれて、俺は呆気なく絶頂を迎えた。

「んぁぁ゛〜〜っっっっ!♡♡♡♡」

「ぅ゛っ...!!ふぅっ...」

ギュウ、と収縮した肉壁に搾り取られるように坂田もナカで果てた。
じんわりと熱いものでナカが濡れていく感覚に、中出しされたことを遅れて理解する。

惚けながらびくびく不規則に痙攣する俺の身体を抱き込みながら、坂田は耳元で囁いた。


「まだ凝ってるね、うらさん...♡」

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