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[R18][ShimaSen] SMプレイルーム

Author: ココ

Link: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20144144

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※注意※

◎この作品はnmmnの腐向け小説です。
意味が分からない、苦手な方は閲覧しないでください。

◎ご本人様とは一切関係ありません。
ご迷惑がかかる行為、拡散等は絶対にお止め下さい。

◎cpはsmsnです。

◎ソフトSM行為が中心です。
閲覧は全て自己責任でお願いします。

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今日は志麻くんと二人で飲みに来ていた。19時から大衆居酒屋で飲み始めて、ある程度腹を満たしたら2軒目に移動した。2軒目は少しいい雰囲気のバーへ。カウンターの端っこの席に案内された。
1軒目ではまだ余裕があったけど、お洒落なバーの雰囲気に飲まれて、ウイスキーのロックなんか頼んでしまった。そしたら途端に酔いが回ってきて、ここが外だということも忘れて志麻くんに寄りかかった。

「まぁし」

普段は家でもこんなことは滅多にしないのに、今日は甘えたい気分だった。お洒落なバーで、隣でかっこよくお酒を飲んでいる大好きな人を見れば、その先を期待してしまうのは男女問わず仕方のないことだろう。
視線だけ上にあげて志麻くんの目を見つめると、それに気づいた志麻くんもじーっと俺の目を覗き込む。そして、カウンターの下で俺の太ももに手をのせてきた。分かりやすいお誘いに、こういうのは久しぶりだなと嬉しくなって、志麻くんの手を握り指を絡めた。

「店、出よか」
「はい」

耳元で囁かれる。今日は随分ノリノリだな、と自分のことなのになぜか冷静な頭でそう思う。そういう気分の日なら、流れに身を任すのも悪くないと思った。

────
───
─……

道中ドラッグストアに立ち寄り、いざホテルに足を運んだが、今日飲んでいた飲み屋街はホテルが1軒しかない。そして今日は華金だ。

「SMルームしか空いてないやん……」

受付をしてくれていた志麻くんがボソッと呟いた。

「どうする? 他の駅まで行く?」
「ええんやない? たまには」
「……マジで?」
「嫌なん?」
「いや、俺はそんな、え、センラ大丈夫なん?」
「大丈夫やろ」

俺は迷わずSMルームのパネルを押した。むしろこの華金に部屋が空いているだけラッキーだ。今日はこの勢いのままシたい。

「ちょっと部屋が奇抜なだけやろ? ヤることはいつもと一緒やし」
「え、ああ……」

志麻くんは少し不安そうだったけど、俺は受付をさっさと済ませて二人で部屋に向かった。ドアを開けて中へと進む。
しかし、俺の想像が甘かったかもしれない。

「……、……」

部屋の内装を見て固まってしまった。想像の数倍えげつないセットだった。
部屋は壁も床も赤色。ベッドには四肢を拘束できる器具が付いている。壁際にはX字の拘束台があり、部屋の角には分娩台のようなものが置かれていて、それも拘束出来るように手錠が繋がれていた。
それ以外にも、おもちゃなどの小道具が沢山置かれている。

「思ってたよりすごいわ」
「そらそうやろな……。センラはSMとか見るん?」
「いや、あんまり……チラッと見たことはあるけど、好みではない、かな……」
「あー」

ぐるっと内装を見渡す。もし、あの拘束台で手足の自由を奪われて、志麻くんに好き勝手身体を弄られたら……?
今までそんなプレイはしたことなかったけど、どうなるんやろ、俺も、志麻くんも。いつも優しく抱いてくれる志麻くんがSっぽくなるなんてあんまり想像できない。そして、俺がMになってる所も想像はできない。
そんなことを考えていると、志麻くんが俺の顔を覗き込んできた。ハッとして目をそらすが、志麻くんに手を掴まれた。

「こんな機会ないし、せっかくやから拘束されてみる?」
「えっ!?」
「ちょっとだけやから。服着たままでもええし」
「え、え〜……?」

志麻くんに手を引かれ、X字の拘束台に連れていかれる。戸惑う気持ちはもちろんあるが、少しだけ期待している自分もいた。今日は本当に変なスイッチが入っているのか、心臓がドキドキして高まっていくのを感じた。
志麻くんはやたら素早く手首、足首の順に俺を拘束した。手首に視線をやり、ガシャガシャと拘束具を揺らすが、外れそうにない。

「どう?」
「意外と逃げられへんわ」
「そうやろな。スパイごっことかしてみる?」
「スパイごっこ!? いやいや、はずいって」
「はは、だめか」

志麻くんは俺の腰に手を添え、背後に回った。変に緊張してしまい、志麻くんの姿を目で追う。
すると、突然脇腹を人差し指でツンっと突っつかれた。考えるより先にビクッと身体が反応して指と反対側に逃げた。

「ひっ、なになになに!?」

今度は反対側をツンツンされ、また逃げるように腰をくねらせた。

「まーしぃやめて、くすぐったい!」
「ふふ」

俺の反応を面白がっている志麻くんは、今度はがら空きの脇の下をこしょこしょくすぐった。くすぐりなんて小さい頃の遊びくらいで、大人になってからくすぐられることなんて滅多にないため、慣れない刺激に大袈裟なほど暴れた。しかも手足が拘束された状態ではどんなに抵抗しても脇を守ることは出来ない。

「んくっ、や、……あははっ、ひっ、!」

脇の下から脇腹へ手が移動して、軽く揉むようにくすぐられる。

(やばい、これ、くすぐったい……!
っていうか、まーしぃくすぐるの上手すぎひん!?)

腰を前や横に揺らして必死に逃げようとするが、志麻くんの指が追いかけてきて逃がしてくれない。せめて笑うのは我慢しようと思っても、口を塞ぐことも出来ず、情けない声が漏れる。

「あ、は、はぁはぁ、ぁ、っ……! もうだめ、だめ、あはっ、あ、!っ、やめて、まーしぃ!」
「脇腹の方が弱い?」
「ちが、! っ、ぁー! も、むりむり、ギブ、ギブ!!」

志麻くんがパッと手を離すと、俺は膝の力が抜けて内股で崩れ落ちた。手錠がガシャンっと音を立てて俺の体重を支える。はあ、はあ、と胸を大きく上下させながら呼吸を整えた。

「……、」

志麻くんは黙って俺の様子を見るだけ。少し落ち着いてきた頃、志麻くんの手が服の裾から侵入してきた。またくすぐられる、と思ったら反射的に身体が強ばる。
しかし、今度はくすぐりではなく、手のひら全体で胸を大きくゆっくりと、ソフトに撫で回してきた。

「ひっ、ん……っふ」

さっきくすぐられたせいで身体が敏感になっているのか、志麻くんの指が掠めるだけで肌がゾクゾクした。くすぐったさとは違うけど、逃げたくなるような感覚。いつもの愛撫で感じる感覚とも少し違うような気がした。

「まぁし、やめ、て……っ」

今度は俺の正面に回り込み、顔を凝視される。くすぐられて変な気分になっている顔なんて見られたくなくて、顔を逸らす。
すると、志麻くんは服の上から二の腕に手を這わせ、ゆっくりと撫で下ろして乳首の周りを指でなぞった。服の上からでも突起が固くなっているのが分かる。

「は、ぁ……はぁ……っ」

中々核心には触れてくれない。ただひたすら胸や脇腹、脇の下をゆっくり撫でられる。
勝手に腰がクネクネと揺れる。逃げようとしてるというより、悶えているようにしか見えないだろう。

「えっちやね、センラ」
「……っ、も、外して……?」
「んー、でもなぁ……」

志麻くんは人差し指を胸の間からすっと下ろしていき、中心部で止めた。ビクッと身体が震える。

「拘束されて、くすぐられただけで、なに悦んでるん?」
「ンッ……!」

カリ……っと引っ掻かれ、ガシャンと拘束具の音が響いた。下がジンジンと熱を持ち、じゅわっと愛液が滲むのを感じた。

「っ……」
「こっちも」
「ぅあっ」

志麻くんは人差し指を立てて、服の上から両方の乳首をカリカリと刺激した。服が擦れて気持ちいい。
俺は身を捩ってみるものの、志麻くんの指は離れなかった。

「ンッ、ん、ぁ、や、……はぁ、ぁ」

微弱な快感に目を瞑って浸っていると、志麻くんの手が下の方に移動した。スキニーパンツのチャックを開けて、膝の上までずり下ろされる。顕になった下着の中心部は小さなシミが出来ていて、そこは苦しそうにパンツを押し上げていた。
竿の部分を優しく撫でられ、シミの部分を親指でくりくりと弄られる。

「は、は、ぁ、は、ん、ぁぁ……っ、」

気持ちいいけど、イける程の刺激ではない。もっと触って欲しい。下着の上からじゃなくて、直に触って擦って欲しい。

「まぁし……」
「なあに? どうして欲しいの?」
「……っ、」

志麻くんはわざと陰茎から手を逸らし、下着の上から陰毛の辺りをさわさわと触れてきた。くすぐったいような僅かな快感に、先端がじゅわっと熱くなる。けど、こんなもどかしい触れ方では一生イけるはずもなく、その先が欲しくて腰が揺れる。

「さわ、ってほし……」
「触ってるけど」
「ちが、直接……っ」

恥ずかしくてこんな拙いおねだりしかできないが、志麻くんは満足気に俺の頬を撫でて口角を上げた。そして、拘束具を外し始めた。

(あれ……? もう終わり……?)

別に期待していたわけではないが、もっとこう、色んなことをされるのかと思っていたのに、もう解放されたことにびっくりした。

「おいで」

志麻くんに呼ばれるままついていくと、ベッドの上に少し強引に押し倒された。

「!?」

手首を押さえつけられたかと思えば、上から覆い被さるようにキスをされる。

「んうっ、ふっ、う……ン……」

舌を絡めとられ、唾液が混ざり合い洪水を起こすほどの激しいキス。頭がほわんとしてキスに夢中になっていると、上の服を脱がされた。志麻くんは首筋、鎖骨へと唇を滑らせ、乳輪を舌先で舐めた。腰を浮かせると、まるで乳首を差し出しているかのような恥ずかしい体勢になってしまう。志麻くんはそんな俺の様子を見てフッと笑った。その息が先端にかかるだけでビクンと身体が震えた。

「センラ可愛い」
「う、ンっ……ぁあ」

志麻くんは尖りを舌先でチロチロ舐めて、ゆっくりと口内に含んだ。熱い舌ベラに包まれ、ちゅうっと吸われた瞬間、びくびくっと身体が波打った。

「ぁ………っ!」

反対側の乳首は指でくりくりと弄られ、キュッと摘まれたりして、どんどん乳首と下腹部に熱が溜まっていくのを感じる。

「はぁ、はぁ、ぁ、っ、はぁん……っ」

目元を腕で隠して快感に耐えようとするけど、とっくのとうに開発されている所を執拗に責められれば、逆らうことはできなかった。

「ふぅ、ひぁ……っ」
「ふは、すっかり乳首で感じられるようになったんやね」

志麻くんは嬉しそうに笑って手を下に滑らせた。中途半端に脱がされたズボンを引き抜き、パンツをゆっくりゆっくり下に引っ張る。
固くなった俺のモノが勢いよく現れ、先端はすでに期待でぐじゅぐじゅになっていた。
パンツを足から取り払い、まじまじと俺の下半身を観察する志麻くん。俺は恥ずかしさに耐えきれず膝を曲げて身体を丸めた。

「なんで隠すん?」
「だって……」

志麻くんが俺の膝を割ってその間に座った。M字開脚の体勢になってしまい、全部志麻くんに丸見えになる。
手で隠そうとすると、志麻くんに手首を掴まれ頭上に押さえつけられた。しまった、と思った頃にはベッドの拘束具を手首に巻き付けてベルトを止められていた。

「隠そうとする悪いおててと足は動けんようにせんとね」
「っ……」

足首も順番に枷を嵌められ、大の字拘束になった。一糸まとわぬ姿で拘束され、恥ずかしさに身を捩るが全く意味をなさない。関節を動かす余裕はあれどあまり暴れることは出来なさそうだった。

「痛くない?」
「痛くはない、けど、……はずかしいです」
「ふふ、全部丸見えやもんね?」
「……っ、」

志麻くんは楽しそうに口角を上げ、俺のお腹に口付けた。腹筋の筋を舐めたり、ちゅっと音を立てて吸ったり、俺の肌に唇や指先が掠る度ゾクゾクした。
さっきからずっとずっとおあずけを食らったまま我慢させられてる俺のモノが、ひくんと脈打った拍子にうっかり志麻くんの胸元に擦れた。

「はっ、ぅう……!」

ゾクゾクゾク……っと強い刺激が走る。

(だめや、みっともない、こんなこと……)

頭の中で必死に止めようとしても、もっともっと決定的な刺激が欲しくてゆるゆる腰を突き上げてしまう。
志麻くんの服が汚れてしまうな、なんて薄ら罪悪感を感じながらも、僅かな快感を求めて腰を振るのは止められなかった。

「はーー……、はは、えろ」

志麻くんは俺のお腹の所から上目遣いで俺の目を捉えた。志麻くんは笑っているのに、瞳の奥がぎらりと光っていて少しだけ恐ろしかった。

「志麻のおっぱいがそんなに気持ちいい?」

志麻くんは俺と目を合わせたまま、胸をずりずりと動かした。

「だめ、だめ……ぁ、しまくん、ごめ、なさ……ぁ、は、ぁぁ」

先端に擦れるとソレがびくびくっと震えた。気持ちいいけど、足りない。もっとちゃんと触ってほしいのに。

「こんなに真っ赤に腫れて……。センラのおちんちん、可哀想やなぁ……」
「あっ、んんんっ……!」

志麻くんは濡れそぼったソレに、ふーっと優しく息を吹きかけた。そして、舌先を根元に少しだけ当てて、下から上へゆっくりと舐め上げる。先端には触れず、舌を見せつけながら竿の部分をゆっくり往復した。
もどかしい、いつまでぬるま湯の快感の中焦らされるんだろうか。強い刺激が欲しくても、四肢を拘束された状態では自分で擦ることもできない。

「イきたい?」
「ぁ、ぁ……ふぅ、ぁ……」

こくこくと首を縦に振って懇願するが、志麻くんは強く触ってくれない。

「ちゃんと言って?」
「はぁー……はぁー……」

言えと言われると、途端に恥ずかしくなって言葉が出てこない。黙りこくっていると、突然志麻くんが俺のモノを口の中に含み、強く吸いながら激しく扱いてきた。急な強い刺激に驚く間もなく絶頂寸前まで上り詰める。

「へ、ぁ……!? ぁ、あ! い、……っ、イく……イっ……!?!?」

目の前が白くなり、パチパチと光が弾けた瞬間、志麻くんは口を離した。硬直していた身体が一気に緩み、ガクガクと腰が揺れた。あと少しのところでイけなかったソレはひくひくと脈打って、切ないと泣いている。

「な、んで、……! イっ、て、ない……のに……!」
「うーん……でも、聞いてないからなあ」
「!?」

志麻くんはツーっと指先で裏筋を撫で上げた。敏感になっているため、そんな刺激だけでもイってしまいそうになる。

「しまくん……っ」
「ん?」

イかせて。
そのたったの一言が出てこない。
自分でも頭の中が混乱してどうしたらいいのか分からなかった。

「ちょっと待っとって」
「えっ!?」
「すぐ戻ってくるから」
「や、やだ、しまくん……っ」

引き留めようと腕を動かしたら、がしゃんと虚しく拘束具が音を立てた。志麻くんは、さっき薬局で買ってきた袋を手に持ってバスルームの方へと消えていった。

(この状態で、放置されるん……!?)

もう限界だ。
頭がおかしくなりそうだった。

志麻くんが戻ってこない間、内腿に力を入れたり、左右に腰を捻ったり、どうにかできないか試してみたが無駄な努力だった。志麻くんにシてもらわない限りイくことはできない。
じわっと涙が滲んだその時、志麻くんがローションと桶を腕に抱えて戻ってきた。

「えっ?」
「さっき薬局で“これ”買ってきてたんやけど、ちょうど良かったわ」
「なに、が……」

志麻くんは小さな箱を俺に見せた。どんな卑猥なグッズなのかとよく見ると、ただのガーゼだった。

「それどーするん……?」
「ガーゼをローションでヒタヒタにして、センラのココを擦る」

志麻くんは人差し指で、俺の惨めなほど赤くなった先端を突っついた。
正直何をされるのかよく分かっていないが、気持ちよくなれるならこの際なんでも良い。志麻くんがローションを桶に入れて準備してるのを見ているだけでももどかしくて、腰が揺れた。

「っ……志麻くん……」
「ん?」

志麻くんは一度手を止めて、俺の目を覗き込んだ。
抱きついておねだりすることも、キスをして甘えることもできない。それが途端に寂しく感じて、唇を噛んだ。
すると、志麻くんは俺の上に跨り、脇の下から腕を回して抱きしめてきた。そして優しいキスをくれる。

どうして、ここぞという時に俺のして欲しいことを一番いいタイミングでくれるんだろう。
いつもと趣向の違うプレイでも、俺の少しの変化も見逃さないでいてくれる。

「しま、くん」
「うん?」
「……っ、」

志麻くんはローションを纏った手で俺のモノを羽で撫で付けるように柔くなぞった。直前まで高められ敏感になっているソレは、急に強く触られたらきっと痛みをともなう。志麻くんはあくまで俺を傷つけないようにしてくれている。

……意地悪されたかと思えばたっぷり愛情を持って触ってくれたり。もう頭の中がぐちゃぐちゃだ。

「っ……ぃ……きたい、です……イかせて、ください」

情けないほど小さな声でそう言うと、志麻くんは満足気に微笑み、もう一度キスをしてくれた。
ローションにたっぷりと浸したガーゼを見せつけてくる。それを見るだけで下半身がじゅわりと熱を持ち、濡れた気がした。本当に気持ちいいのかな。
ドキドキ、と脈が早くなるのを感じながら、志麻くんの手をずっと見つめる。
志麻くんはヌルヌルのガーゼを俺のものに被せた。

「ンッ……!?!」

まだ動かしてはいない。なのに、溶けてしまいそうなほど甘い刺激が走った。

「ま、って、ヤバい、かも、これっ……」
「痛い?」
「ちが、……ッッひっ……!!」
「あっ」

ガーゼがつるんと滑って亀頭から外れた。その刺激でバチバチバチっと電流が走ったような感覚がした。目の前がチカチカする。志麻くんの手で限界まで追い込まれたソコは、次擦られたら確実にイってしまう。
再びガーゼに覆われた時、全身が波打つようにガクガクと大きく痙攣した。

「ふぁぁ、ぁっ、だ、め、だめだめ……っ!!」

そーっとガーゼを左に引く。自分のモノが焼けるように熱くて、先走りがどばどば溢れるのを感じた。
手元のシーツを強く掴み、腰を仰け反らせる。

「い……く、イく……っ、だ、め……っ、は、ぁ、ぁ、ぁ、はぁ゙、あっ、ぁ」

短い呼吸を繰り返す中に、普段は押さえ込んでいる獣のような喘ぎ声が混ざってしまう。でも止められない。
ぐっ……と息を止めたとき、志麻くんは勢いよく右側にガーゼを引っ張った。

「あぁぁ……!?!」

大きな声が出たと同時に視界が真っ白になり、どっくんと脈を打ち、濃い白濁が溢れ出た。あまりに強い快感に、一瞬トんだような気がした。

「はぅぁあ、ぁ、へ、っ、!? な、んで、ぁ、や、ぁ、ぁあっ」

俺がイったことを分かっているのに志麻くんは手を止めず、さらに速く小刻みにガーゼで擦った。ピュクピュクと少量の精液が断続的にガーゼの中に吐き出されるが、余計に滑りが良くなるだけだった。

「や、めてっ、しまく、っひぁあ、も、イってる! イってるからぁ……!」

身体を左右に捻ったり、腰を前後に振って暴れさせても逃げられない。規則正しく与えられる強い刺激に、段々頭の中で火花が散り始めた。そして、こんな時に強烈な尿意が込み上げてきた。

「でちゃ、う、でちゃう!! しまくんっ……!!」
「ええよ、出して」
「だ、め……だめぇ……〜〜〜ッッッ……!!!」
「!」

イった時とは違い、カクカクと力無く腰が震えた。ぴゅーっと透明の液体が噴き出し、志麻くんの顔にかかった。放尿感が気持ちよくて、うわ言のように喘ぐ。

「ぁ、ぁ……、……ぁ」
「はは、すご……」

志麻くんは体液やローションでテカテカになった手を見て興奮したように笑った。ぼーっと志麻くんを見つめながら胸を大きく上下させて息を整え、絶頂の余韻に浸る。

「センラ、もう少しだけ付き合ってな」
「……?」

志麻くんは拘束具を外して俺を抱きかかえながら起こし、ベッドから降りた。

──ローションガーゼで潮を噴き、連続でイったセンラは、酔っ払った時のように目の焦点が合わずフラフラしていた。理性を飛ばしたことをいい事に、俺はセンラを分娩台のような拘束台に移動させた。身体に力が入らないのか、全く抵抗されることなく手足を拘束出来てしまった。まるでひっくり返ったカエルのような格好なのに、センラはあまり理解していないようだった。センラの恥ずかしいところが全部晒されているこの状況がとてつもなくエロくて、無茶苦茶にしてやりたい衝動に駆られた。

「センラ?」
「しまくん……?」
「もっと気持ちいいこと、シたくない?」
「っ……」

俺はセンラのお腹をすりすりと優しく撫でて、さらに下へ。綺麗な太ももの間、意図せず開脚させられ丸見えになっている可愛らしい菊座をくるくるとなぞった。センラは目をつぶってふるっと身震いした。
ローションを手のひらにたっぷり垂らし、センラの後孔にしっかりと塗り広げる。中指をゆっくり挿入し、ナカにもローションを仕込む。

「んっ、ぅ、ふっ……んぅ……」

センラがもじもじ動くと、ナカも収縮して俺の指を締め付けてくる。イタズラに前立腺を刺激すると、センラのお尻にぎゅうっと力が入った。

「ふぁ、っあ」

指1本だけだが、まるで行為中かのようにずん、ずんと重たく打ちつけてみる。すると、センラは素直に反応して奥を突かれたときに甘い声を漏らした。

「ぁー……っ、ぅん、ぁぁ、」

指を増やして十分ナカが柔らかくなったと思った時、俺はおもちゃのバイブを手に持った。スイッチを押してどんな動きをするのかセンラの目の前で確認する。

「はぁ……はぁ……」
「志麻のとどっちの方が大きいんやろね?」
「んぐっ、ぅ」

俺は一度スイッチを切り、センラの口にバイブを突っ込んだ。すると、おずおずと頭を揺すってフェラをするように舐め始める。上顎を擦ってやると、センラは分かりやすく蕩け、口端からヨダレを垂らした。
あー、自分のも突っ込みたい。熱くてとろとろの口で、一生懸命舐めすするセンラを見たい。センラがバイブの亀頭を舐めれば、自分のモノと連動しているかのようにジンジンと疼いた。

でも、そんな欲は一切見せない。今日はとことんセンラの快楽を優先したい。

「んっ、く、はぁ……っ」

ずるん、とバイブを口から外すと、センラの唾液でたっぷり濡れていた。乾かないうちにセンラの後孔へ宛い、ぬぷぬぷ、と音を立てながらゆっくり挿入した。

「ぁ、ぁ、ぁ」
「スイッチ、入れるよ?」
「うぁ、っ、はぁぁ……〜〜〜ッッ」

半分程挿し込み、最初は弱のスイッチを押すと、優しく振動し始めた。センラのイイところに当たるように動かすと、前立腺に当たったのかビクンっと反応するところがあった。
にんまりと口角が上がり、俺はそこに当たり続けるようにバイブを支えた。

「はぁ、ぁぁ、は、ぁっ、ぁん……、あっ、そこ、だめ……」

センラは背中を仰け反らせて悶えている。全く抵抗できない状態で、玩具に犯されているセンラを見るのは初めてだ。

「えっちやな……」
「まぁし……っ」

バイブを少し揺らしながら、近くに置いてあるローターを手に取った。スイッチを入れるとブブブブブと卑猥な振動音を立てる。ローターを垂らし乳首の方へ動かし、突起にギリギリ触れない位のところで手を止めた。センラが少し動けば当たる。逆に言えば、ローターが触れるということは、センラが当てにきているということ。

「はぁ、ぁっ、きも……ちいっ、あぁっ」

びくびくと胸を上下させ、トントンとローターに当てにきているセンラ。本人は無意識かもしれないが、センラが快楽を貪る姿にはクるものがあった。

「あっ、だめ、……っ! イっ……ちゃう、しまく、ん……!」
「ええよ、イきな」
「っっっ〜〜〜……!!」

センラはガクガクと震えながら達した。ぴゅくっと精液が少量吐き出される。ナカと乳首の刺激だけでイったらしい。

「!! まって、しまく……っ、もぉイった、からぁ」
「うん」
「やぁ……っ、ふぁ、もうだめ、っ、おかし、なる……!」
「そうやなぁ」

俺はバイブをさらに奥まで挿し込んだ。本来女性用に作られた玩具だからか、腟内と同時に女性の敏感な所を刺激するために、根元の部分に小さな突起が付いている。それを性器と肛門の間、会陰部に押し当てた。ここは外側から前立腺を刺激できるらしく、すでに前立腺を開発されている人にとっては相当な快感を引き出すことができる。
スイッチを何度か押し、前後に収縮する、挿入しているかのような動きに変えるとセンラは分かりやすく悶えた。

「ぁぁぁ〜〜っ、それ、きもちぃぃ……っ」

ぎゅうぎゅう力が入ってナカを締め付けているのがよく分かる。そして何度もイかされて馬鹿になっている身体は簡単に絶頂へと導かれた。

「……あっ! イくっ……!!」

センラがそう言うと、ビクンっと大きく身体が跳ねた。今度はドライでイったらしく、精液は出ていなかった。

「はっ、く、……はっ、とま、ない、イくの、とまって、ぇ……っ……ぁあっ」

センラの身体が小刻みに震えて止まらない。甘イキがずっと続いているようだ。

「はっ……」

このままずっと眺めているだけでもイイかもしれない。
今、俺はどんな悪い顔をしてるんだろう。こうやってセンラを縛り付けて、快楽責めで追い込むのも悪くないな、と感じてしまっている。

──それから何分くらい経っただろう。途端にセンラの声が小さくなった。明らかにさっきまでと様子が違い、センラの顔を覗き込む。

「も……いい、……もう、いらな、ぃ……」

センラの顔が涙でぐしゃっと歪んだ。顔色もあまり良くない。
そこでようやく、俺の体から一気に血の気が引いた。

(やばい、ヤりすぎた……!)

だらだらと冷や汗が背筋を伝う。ごめんごめんと早口で言いながら、俺はバイブを優しく引っこ抜き、焦りながら手枷を外した。足枷も外そうとした時センラが弱々しく手を伸ばしてきて、ぎゅう……っと抱きついてきた。

「!」
「しまくんが、ほしい……っ」
「いや、でも」
「おねがい、しまくん……」

眉尻をとろんと下げて力無くそう言うセンラ。目は虚ろ気味で少し心配だが、ハードなプレイに耐えてくれたセンラを目一杯甘やかしてあげたかった。

舌で唇をなぞると、センラも真っ赤な舌を差し出してきた。そしてセンラの方から舌先を擦り合わせてきたかと思えば、可愛らしく俺の舌をちゅうちゅうと吸い始めた。俺はしばらくそれを堪能するため、舌を出したまま動かさないようにした。

「ンッ、ふ、んっ」

濃厚なキスを受け、全身が熱くなる。センラは一度口を離して物足りなさそうにこちらの目を見つめてきた。今度はお返しにセンラの舌をねっとり舐め、口内で絡め合った。混ざり合う唾液がふわふわしていて気持ちいい。
顔を離すとセンラのとろけた顔があって、一先ず安心する。

「まぁし……」
「センラ……」

俺も服を脱いでセンラの横に寝そべった。センラの髪を梳くように頭を撫で、そのまま背中の方へと手を滑らせた。ぴとっ……と身体を密着させてセンラを抱きしめると、ドクンドクンとお互いの心臓の音が伝わってくる。
少し顔を上げて、下から掬うように優しく口付ける。角度を変えて、短くて甘いキスを繰り返すと、センラの口から可愛い呻き声が漏れた。

「んぅぅ……」

センラは俺のキスを受け止めながら、俺の下半身に手を潜り込ませた。そして、すでに固く水気を帯びている俺のモノを優しく握りこんだ。

「もうこんなに大きい」
「まぁ。んっ、ふ……」

握りこんだ手でシュッシュと軽く扱いて、親指で俺の亀頭をクリクリと弄られる。センラの繊細な指使いに翻弄され、呼吸が早くなる。

(まずい、このまま気とられてたらイっちゃう……)

それはさすがにダサすぎる。俺は気を紛らわすためにセンラのお尻をゆっくり撫で回し、さっきまで散々弄り倒して柔らかくなった後孔に中指を入れた。

「ンっ、ぁ……しまくん、もう……」
「うん」

俺は上体を起こし、センラの後ろにローションを少し足した。自身にはゴムを被せ、センラの脚を開く。とろとろの秘部へ宛てがうと、俺のモノに吸い付くようにきゅうっと力が入った。
しばらく入口に擦り付けて、力が抜けた瞬間に奥へ挿し込んだ。

「はっ、ぁ、ぁー……っ」

センラの脚を持ちながらゆっくり押し込む。すると、センラは目を瞑って顔を逸らしながら小さな声を上げた。
下生えがセンラの肌に当たり、全部入ったことが分かる。一度動きを止めると、センラの身体が小刻みに震え始め、ナカがキュンキュンと締め付けてきた。

「ぁ、ぁ、ぁ、っ、はぁん、ぁあ……
きもち、しまく……ふぁ、っ」
「うん、俺も、センラのナカ気持ちいいよ」
「ぅあっ、ンぅ……っ、イっちゃ、」

挿れただけで悦んでしまうセンラが可愛くて、胸がきゅんとすると同時に自身がさらに膨らんだ気がした。腰を屈めてベッドに手を付き、トントンと奥をノックするように腰を振る。それに合わせて漏れ出るセンラの上擦った声を聴きながら、腰の動きを速めていく。

「はぁっ、はぁっ、ぁあっ」
「センラ……センラっ……」
「しまくん、っ〜〜」

べろっとセンラの唇を舐めて、ちゅぱっと音を立てて吸う。口を擦り合わせると、センラは俺の背中に手を回し、さらに脚も絡めて抱きついてきた。ナカは俺を離すまいとぎゅうぎゅうに締め付けてくる。センラは締めつけの圧でまた軽くイってる。というより、もうイくのを止められないという感じだ。
頭がおかしくなりそうなくらい気持ちがいい。センラに引っ張られて俺までイってしまいそうだ。
センラの耳元に口を寄せ、耳の縁に優しくキスを落とす。

「センラ、すき、センラ……」
「ふあぁ……っ」
「っ……くっ、ぁ、……イく」
「ッッ……」

ぎゅっとセンラを強く抱きしめ、一番奥に打ち込んだ時、一気に快感が弾けた。びゅくっと断続的に吐精した後、ずるん……っと自身を引き抜いた。その時、センラの体の力が抜け、俺に絡みついていた腕や脚がパタッとベッドに倒れ込んだ。

「センラ……!?」

呼びかけても反応がない。呼吸はしてるから大丈夫だとは思うが、本当に限界を迎えたらしい。メンバー1と言えるほど体力があるセンラをここまで追い込んだのは初めてだ。

「やりすぎた……」

汗で張り付いた前髪を避けながらそっと頭を撫でる。すると、眉間のシワがなくなって穏やかな表情になった。可愛い。俺の手で安心してくれたらしい。おでこにちゅっとキスをして、そっとベッドを降り、濡れたタオルを用意した。
ドロドロになってしまったセンラの身体を隅々まで綺麗に拭い、布団をかけた。自分の体も適当に拭いてセンラの隣に潜り込む。

しばらくセンラの寝顔をぼーっと見続け、ふと情事を思い出してしまう。無理をさせた罪悪感は感じているが、体は正直で、まだドキドキと心臓が高鳴っている。

(まあ、たまには……悪くないかも)

思いがけない夜ではあったけど、妙な満足感に満たされた、そんな夜だった。

【終】

──朝

「おはよう、センラ。身体大丈夫?」
「しにたい」
「えっ」
「はずかしすぎる」
「俺はすごいよかった、んやけど……」
「だから良くないって話やろ」
「ん?」
「いい歳こいたおっさんが……はずかしいて」
「でもよかったってこと?」
「……酔った勢いで入ったSMルームでまさかこんなことになるとは思わんかったんや……」
「この玩具とか、基本買取やから持って帰ることになるけど」
「たまになら、ええけど……。流石に毎回は身体がもたんよ」
「!」
「ていうか、まーしぃが持ってきたあのガーゼのやつなに? 凄かったんやけどアレ」
「ほんま!? あれずっとやってみたかってん」
「まーしぃほんま、変なプレイ好きよな……」

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